軽四の車内天井の内張りのはがれ

書き忘れたことが一つ。

トルエンは何でも溶かす性質があります。場合によっては溶かしては困る場所を溶かしたり．ぼうしゅんしたりします。接着剤の用材としてのトルエンは比較的少量ですが．接着剤を落とすときには．変な部分を溶かさないように．ぼうじゅんさせないように注意して作業をしてください。

＞接着面が（液状になった方）剥がれています。

この手の接着剤は．トルエンで洗い流せます。注意点としては．トルエンが接着面以外につくと．変色する場合があります。

あと．トルエンの一般的毒性から．有機溶剤用ろ過缶付き中濃度用防毒マスク（みどり安全あたりで販売．メガネとして顔面を覆う形なので飛沫が目に入らない）．有機溶剤用ゴム手袋（皮膚吸収があるので素手で触ると簡単に中毒になります）が必要です。前者が１万ちょっと．後者が５千円ぐらいします。トルエンはトルエンを主成分とするペンキ落しで代用できるでしょう。中毒しやすいので風の強い日に屋外で行ってください。

私が以前に乗っていた、もうちょっと古いダイハツ　ミラも天井の内装がはがれました。

そこで私が貼りなおしに使用した方法を紹介します。
私の場合は天井の内張りが中央部分でたるむようにはがれたので外からゴム系の接着剤を塗ることができなかったので、一部に小さな穴を開け「スプレー糊」を充填しました。
スプレー糊は住友スリーエムの『７７』を使用しました。
似たもので『５５』がありますが、こちらは貼ってはがせるタイプです。
両面に吹き付けて、ある程度乾燥してから貼り合わせるものですが、十分に充填してすぐに貼り合わせ、両面に接着剤が付着するようにしてから内装材を引っ張って天井からはがしました。
こうしてしばらくおいてから、圧着すると内装剤程度の重さのものなら十分に接着できます。
縁がはがれた状態ならばさらに作業が容易ですから、スプレー糊が周囲に付着しないように注意すれば、十分な接着が可能だと思います。

ウレタンがボロボロになってはがれたのか．

接着剤が液状になってはがれたのか．

を見てください。前者ならば．ウレタンをはがして．表面の布だけ張ります。
後者ならば．接着剤をはがして張ります。

たた．はがすのが大体うまく行かないので．端のほうだけはがしてプレスの切れ目に木片で押さえてそこだけゴム系接着剤で貼り付けてごまかしました。
どちらのはがれ方かをお知らせください。

うちの社用車（Ｈ１年式）アルトも同様に天井が剥がれてきました。

何しても剥がれてきてしょうがないので、薄いベニア板を長方形に切って、何枚かはめ込んでしまいました。
見た目もそこそこ（木目調！）でちょっと静かになりました。
いっそ、全部剥がしてスパルタンな雰囲気を味わうのも一興かと・・・・・

天井のスポンジシートは熱履歴で縮んできていますので再び接着は難しいです。